第6回生駒市図書館北分館での国際交流イベントの実施(2024/9/28)

イベント報告 2024/10/11

 生駒市の北コミュニティセンターISTAはばたきにて、国際交流イベント「第6回留学生と絵本であそぼ」が開催されました。このイベントは、生駒市と本学との間で結ばれた包括連携協定に基づき、生駒市の皆さんと本学がさらに交流を深めていきたいという思いから、留学生と図書館北分館が協力して開催しています。

 本学からは、スリランカ人留学生Ashmari Pramodyaさんと、司会兼通訳を務める留学生・外国人研究者支援室(CISS)のキング・ロバートUEAチーフが参加しました。生駒市からはスリランカ文化に興味のあるご家族10 家族(子ども23名とその保護者16名)が集い、イベントを通して交流を深めました。

 図書館の司会者とCISSのキングUEAチーフが開会の挨拶を行うと、まずは「Head, Shoulders, Knees and Toes」を参加者全員で歌いながら踊り、身体をほぐしました。次に、エリック・カール著の絵本『くまさん くまさん なにみてるの?』の読み聞かせが行われ、図書館スタッフが日本語で、Ashmariさんが英語で読み上げました。エリック・カールの絵本は日本で非常に人気があり、子どもたちは絵本に登場するさまざまな動物の名前を、先回りして英語で答えていました。
 絵本の読み聞かせの後、文化紹介の時間があり、Ashmariさんがスリランカについてのスライドプレゼンテーションを行いました。スリランカの歴史や文化を紹介し、現地の風景や動物たち、音楽などの動画も上映されました。その鮮やかな色彩や動物、歴史的な名所を見た参加者たちは、スリランカに訪れてみたいと話していました。

 その後、子どもたちが参加できる2つのゲームが行われました。最初のゲーム「象の目」では、目隠しをされた子どもたちが、ホワイトボードに描かれた象に目を描こうと挑戦しました。子どもたちは一生懸命取り組み、ユニークで面白い象を描いて楽しんでいました。
 次に「Kopara Kopara Pipinya」という、日本のハンカチ落としに似たゲームが行われました。ハンカチ落としでは、参加者が輪になって座り、その周りを一方通行で逃げるため、鬼は比較的簡単に空いた席に座ることができます。しかし、このゲームでは、逃げる人と追う人の両方が方向を変えることができるため、輪の周りを行ったり来たりしながら逃げ回ることになります。子どもたちは、方向転換できるというルールの難しさを感じつつ、息を切らして走り回っていました。

 イベントは再び「Head, Shoulders, Knees and Toes」で締めくくられ、子供たちはスリランカの魅力について語り合い、その日の体験を振り返りました。
 イベントを盛り上げてくれたAshmariさんのご協力に感謝するとともに、今後も生駒市と協力し、本学の留学生と生駒市民が交流し、理解を深めるこのような機会を作り続けていきたいと思います。

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