
万博出展技術を紹介!
アバター技術でつくる「けいはんなのお祭り」
本学の課外活動団体NASC(NAIST Science Communicators)が、「けいはんなアバターチャレンジ2025」に出場します。
けいはんな万博 けいはんなアバターチャレンジ2025 5月25日(日)

奈良先端大には多くの学生サークル(課外活動団体)が存在しますが、NASCは最も活発に活動する団体のひとつです。「サイエンスコミュニケーション」を通じ、多くの人に科学に親しんでもらうことを目的に、学内にとどまらず、地域を巻き込んでさまざまな活動を行っています。
このNASCが、けいはんな万博で行われる「けいはんなアバターチャレンジ2025」に出場します。アバターチャレンジは、けんはんな学研都市で開催されてきた「遠隔操作ロボット(アバター)を使って行う市民参加型の運動会」。誰でも、どこからでも競技者として出場できるアバター運動会を通じて、広域連携都市の課題でもある「地域としての一体感の醸成」を促そうというものです。「あなたと繋がる、地域と繋がる」をャッチフレーズに、目指すは地域ぐるみで盛り上がれるだんじりスタイルだとか。
NASCでは、アバターロボット達が障害物を避けてレースを行う「パラレルスラローム競技」や、地域を回ってお菓子をもらう「地蔵盆」、商店で買い物を行う「買い物競争」などの競技への出場を計画しています。どの競技も、けいはんな学研都市内の実際の道路や店舗、住宅街で行われるなど、町おこしを目指した取り組みでもあります。
メンバーの一人の新川さんは、けいはんな学研都市の一画、木津川市の出身で、研究成果を生まれ育った地域に還元できる良い機会と考えているようです。本学での学びを通じ、奈良高専在学時から培ったロボット技術の可能性をさらに広げたいと、今後の抱負を語ります。
NASCのアバターロボットは、本学のマスコットキャラクターNASURAのアバターロボットになる予定。NASURAのアバターロボットとNASCの奮闘をぜひご覧ください!

このアバターロボットを基にして、現在NASURAロボットを制作中です!

昨年度のアバターチャレンジの様子。