研究活動上の不正行為

 科学者の行動規範及び社会通念に照らして研究者倫理からの逸脱の程度が甚だしい研究活動上の不適切な行為

※下記に定める特定不正行為の他、二重投稿、不適切なオーサシップ、利益相反などが研究活動上の不正行為としてあげられます。

特定不正行為

 研究活動上の不正行為のうち、論文等として発表された研究成果において示されたデータや調査結果等について、故意又は研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったことにより、捏造、改ざん又は盗用すること

●捏造...存在しないデータ、研究結果等を作成すること。

●改ざん...研究資料、機器又は過程を変更する操作を行い、データ、研究活動によって得られた結果等を真正でないものに加工すること。

●盗用...他の研究者のアイディア、分析・解析方法、データ、研究結果、論文又は用語を当該研究者の了解又は適切な表示なく流用すること。

対象者

 本学の施設又は設備を利用して研究に携わる又は研究支援に従事する者

責任体系

学長
  • 研究倫理の向上及び研究活動上の不正行為の防止等に関し、大学全体を統括する権限と責任を有する者として、公正な研究活動を推進するために適切な措置を講じる。
研究担当理事
  • 学長を補佐し、研究倫理の向上及び研究活動上の不正行為の防止等に関し、実質的な権限と責任を有する者として、公正な研究活動を推進するために適切な措置を講じる。
研究科長等
  • 研究科等における研究倫理の向上及び研究活動上の不正行為の防止等に関し、当該研究科等を統括する権限と責任を有する者として、公正な研究活動を推進するために適切な措置を講じる。
  • 研究倫理教育責任者として、研究科等に所属する研究者等に対し、研究倫理教育を定期的に行う。

推進体制

研究不正防止委員会...研究活動上の不正行為及び研究費の不正使用の防止を一元的に推進する体制

通報窓口

奈良先端科学技術大学院大学 事業推進部 研究協力課
所在地:〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916番地の5
直通電話:0743-72-5071
FAX:0743-72-5015
電子メール:[email protected]
窓口開設時間:平日8:30~12:00, 13:00~17:30

ガイドライン・行動規範・学内規程等